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フリーランスや個人事業主は、仕事を終えて請求書を出しても、報酬が入るのは翌月や翌々月というのが珍しくありません。その間の生活費や、次の仕事の準備の費用を、先に用意したい。そんなときに使われるのが、請求書(売掛金)を売って、支払期日より早く現金にする「ファクタリング」です。ただ、調べてみると、「手数料はいくらか」「いつ入金されるのか」「自分(個人)でも使えるのか」「取引先に知られないか」が、サービスごとに違い、比べにくいと感じます。この記事では、4つのサービスを、公式サイトの記載(2026年10月時点)をもとに、同じ項目で整理しました。公式サイトに見つからない情報は、「記載が見つからない」と書いています。
この記事の4サービス(公式サイトの記載)
- ペイトナー:個人事業主・一人法人向けの請求書の先払い。手数料は一律10%。最低1万円から利用でき、審査が完了すれば最短で当日中に振込と案内
- ラボル(labol):フリーランス・個人事業主向けの請求書買取。手数料は買取額の一律10%で、振込手数料などはかからないと案内。最短30分で振込
- フリーナンス(FREENANCE):フリー株式会社が運営。請求書の即日払いは、手数料3〜10%・最短5分で入金と案内。無料登録で、仕事の補償(保険)も付く
- アクセルファクター:売掛金の早期現金化のほか、財務コンサルティングなども行う。手数料の目安は、2社間で1〜12%、3社間で0.5〜10.5%(FAQ)と案内
※手数料・入金時間・条件は、請求書の内容や審査の結果によって異なります。各公式サイトで最新の条件を確認してください。
結論(先に知りたい方へ)
- 少額(1万円〜)から、手数料が分かりやすいサービスを選びたい:手数料が一律10%のペイトナー、ラボル
- 入金までのスピードを、最優先したい:最短5分と案内するフリーナンス、最短30分と案内するラボル
- 手数料を、条件によって抑えたい/補償や口座もまとめたい:手数料3〜10%で、無料の補償も付くフリーナンス
- 金額が大きい請求書や、2社間・3社間を選んで相談したい:アクセルファクター(個人事業主の利用可否は、直接の記載が見つからないため確認が必要)
※どれが優れているということではありません。請求書の金額、急ぎの度合い、取引先に知られたくないかで選び分けるための目安です。
📋 目次
請求書の早期資金化(ファクタリング)を選ぶ前の基礎知識
ファクタリングは、取引先から支払われる予定の請求書(売掛金)を、サービスに売って、支払期日より前に現金にするしくみです。各社は、「借入ではない」と案内しています。そのため、返済ではなく、取引先から報酬が入ったあとに、サービスへ代金を支払う形になります。手数料は、売った金額から差し引かれます。
2社間と3社間の違い
| 方式 | しくみ(一般的な整理) | 取引先への通知 | 手数料の傾向(一般) |
|---|---|---|---|
| 2社間 | 利用者とサービスの2者で契約する。取引先の報酬が入ったあと、利用者がサービスに支払う | 原則、不要(取引先に知られずに利用できるとされる) | 高めになりやすい |
| 3社間 | 利用者・サービス・取引先の3者で契約する。取引先がサービスに直接支払う | 必要(取引先の承諾が要る) | 抑えやすい |
※表の内容は一般的な整理です。ペイトナー・ラボル・フリーナンスは、利用者のスマホなどから申し込む形で、取引先への連絡の扱いは、各社の案内(FAQなど)で確認してください。アクセルファクターは、2社間・3社間の手数料の目安を、FAQに載せています。
「手数料」は、受け取る金額を減らす
手数料は、請求書の額面の何%という形で、差し引かれます。たとえば、手数料10%なら、10万円の請求書で、受け取れるのは最大でも9万円(振込手数料などが別にかかる場合は、さらに減ります)です。急ぎの資金のために、手数料を払っても、必要な金額が手元に残るかを、先に確認しましょう。
繰り返し使うと、負担が重くなる
ファクタリングは、売上を前倒しにするしくみで、売上そのものが増えるわけではありません。繰り返し使うと、そのたびに手数料がかかります。アクセルファクターの公式サイトでも、一時的な資金繰り対策として使い、繰り返し利用すると手数料負担が重くなると案内されています。
悪質な業者にも、注意が必要
請求書の買取をうたう業者のなかには、買取額が著しく低い、買戻しを求める、担保や保証人を求める、契約を急かす、といった特徴を持つ業者があると、アクセルファクターの公式サイトで注意が呼びかけられています。ファクタリングを装って、融資を勧誘する事例もあるとされています。契約の前に、会社の情報、手数料、契約書の内容を、必ず確認しましょう。
選ぶ前に確認したい6つのポイント
請求書の早期資金化サービスを選ぶときに、確認しておきたいポイントを6つに絞りました。各ポイントの最後に、そのポイントで見たい情報をまとめています。
① 手数料と、受け取れる金額
手数料の率だけでなく、振込手数料などの別の費用があるかを確認します。手数料の率が固定か、条件によって変わるかも、サービスで違います。
このポイントで見たい情報
手数料の率(一律・目安)、振込手数料、そのほかの費用、受け取れる金額
② 入金までのスピード
「最短」の時間と、審査の営業時間(土日祝・夜間の扱い)を確認します。審査が365日行われるとは限りません。
このポイントで見たい情報
最短の入金時間、審査の受付時間、営業時間外・休日の申請の扱い
③ 利用できる人と、請求書の条件
個人事業主やフリーランスが使えるか、法人も使えるかを確認します。請求書の金額の範囲、支払期日までの期間、取引先が法人に限られるかも、サービスごとに違います。
このポイントで見たい情報
対象(個人事業主・フリーランス・法人)、最低・最高金額、支払期日の条件、取引先の条件
④ 必要書類と、審査
請求書のほかに、通帳の写しや本人確認書類、取引のエビデンス(やり取りのメールなど)を求められる場合があります。面談の有無も確認します。
このポイントで見たい情報
必要書類、初回のみ必要な書類、面談の要否、信用情報への照会の有無
⑤ 取引先への通知と、支払いのしかた
取引先に利用を知られるかは、方式によって違います。報酬が入ったあと、サービスへ支払う方法と、期日に遅れた場合の扱いも、確認しておきましょう。
このポイントで見たい情報
取引先への通知の有無、利用者の支払い方法と期日、遅れた場合の扱い
⑥ 補償・口座などの付帯サービス
サービスによっては、仕事の補償(保険)や、専用の口座、会議室の割引などが付く場合があります。早期資金化だけでなく、事業全体で使えるかも、見ておくと選びやすくなります。
このポイントで見たい情報
無料で付く補償の内容と上限、口座・バーチャルオフィスなどの有無、有料プランの違い
手数料・スピード・対象で選ぶ|請求書早払い4選
ここからは、4つのサービスを紹介します。掲載順は優劣を表すものではありません。すべて同じ項目(運営会社・手数料・入金スピード・対象と請求書の条件・必要書類と審査・取引先への通知と支払い・付帯サービス・注意点の確認先)で整理しています。内容は、各公式サイトの記載(2026年10月時点)です。
ペイトナー
個人事業主と一人法人向けに、入金待ちの請求書を、その日のうちに先払いするサービスです。手数料は一律10%で、最低1万円から、必要な分だけ使えると案内しています。面談は不要で、スマホから申請できます

出典:ペイトナー
| 運営会社 | Paytner Inc.(公式サイトの表記。運営会社の詳細は、別ページ) |
|---|---|
| 手数料 | 一律10%(利用回数にかかわらず)。税込・税抜の記載は見つからない。別途、振込手数料330円(利用者負担)。申請金額から、サービス手数料と振込手数料が差し引かれて振り込まれる |
| 入金スピード | 審査が完了すれば、最短で当日中に振込。土日祝を含む365日の振込に対応するが、審査は365日行っていない。営業時間内に審査が始まれば即日、営業時間外の申請は翌営業日の入金 |
| 対象と請求書の条件 | 個人事業主と一人法人向け。最低1万円から(上限額の記載は見つからない)。支払期日までの残りが70日以内の請求書が対象。他社で断られた方、独立直後の方、個人の取引先がある方も利用できると案内。個人間の取引も利用可 |
| 必要書類・審査 | 支払期日が確定している請求書、口座の入出金明細、初回利用時のみ顔写真付きの身分証。審査内容によっては、追加書類を求められる場合がある。面談は不要でスマホから申請。借入ではないため、信用情報に影響しないと案内 |
| 利用の流れ・支払い | ①入金待ちの請求書をアップロード → ②審査後、報酬を即日受け取る → ③取引先から入金後、指定の口座へ、申請金額をペイトナーに支払う。支払い方法の詳細と、期日に遅れた場合の扱いは、トップに記載が見つからない |
| 利用料 | 利用登録は無料。利用時に手数料(一律10%)がかかる |
| 注意点の確認先 | 手数料が税込か税抜か、振込手数料330円、営業時間外の申請は翌営業日の入金、支払期日の条件(70日以内)、取引先から入金されたあとの支払い方法を、申込み前に確認する |
✔ メリット
- 手数料が一律10%で、利用回数による変動がないと案内している
- 最低1万円から、必要な分だけ利用できる
- 面談が不要で、スマホから申請でき、独立直後の方なども利用できると案内している
- 土日祝を含む365日の振込に対応している(審査の受付は別)
✖ 注意点
- 別途、振込手数料330円がかかり、手数料の税込・税抜の記載が見つからない
- 審査は365日ではなく、営業時間外の申請は翌営業日の入金
- 対象の請求書は、支払期日までの残りが70日以内のもの
- 上限額と、期日に遅れた場合の扱いが、トップに見つからない
「一律10%」と「最低1万円から」で選ぶ
ペイトナーの特徴は、手数料が一律10%と、分かりやすいことです。利用回数にかかわらず、一律10%と案内されています。最低1万円から使えるため、金額の小さい請求書でも、必要な分だけ使えます。ただし、別途、振込手数料330円がかかり、申請金額からサービス手数料と振込手数料が差し引かれて振り込まれます。
請求書の条件は、支払期日までの残りが70日以内であることです。必要な書類は、請求書、口座の入出金明細、初回のみ顔写真付きの身分証です。面談は不要で、スマホから申請できます。借入ではないため、信用情報に影響しないと案内されています。
入金は、審査が完了すれば最短で当日中です。土日祝を含む365日の振込に対応していますが、審査は365日行っていません。営業時間外の申請は、翌営業日の入金になります。取引先から報酬が入ったあとは、申請した金額を、ペイトナーに支払います。支払い方法の詳細は、トップに記載が見つからなかったため、申込みの前に確認しましょう。
最新の手数料と、申込みは、公式サイトで確認できます
ラボル(labol)
フリーランス・個人事業主向けの、請求書買取サービスです。手数料は買取額の一律10%で、振込手数料などの他の費用はかからないと案内しています。審査後、最短30分で振込と案内しています。親会社は、東証プライム上場の株式会社セレスです

出典:ラボル
| 運営会社 | 株式会社ラボル(親会社:株式会社セレス、東証プライム上場) |
|---|---|
| 手数料 | 買取額の一律10%。振込手数料などの、他の費用はかからないと案内 |
| 入金スピード | 審査後、最短30分で振込。審査は、24時間365日行っているわけではない。審査状況により、希望に添えない場合がある |
| 対象と請求書の条件 | フリーランス・個人事業主。買い取れる請求書は、法人が取引先のものに限る。1万円から。請求書の一部のみの買取も可能 |
| 必要書類・審査 | 本人確認書類、請求書、取引を示すエビデンス(取引先とのメールなど)。決算書・契約書は不要。信用情報に照会しない独自審査 |
| 利用の流れ | ①無料会員登録 → ②買取申請 → ③審査・入金。振込が遅れる場合は、取引先に連絡することがある |
| 利用料 | 会員登録は無料。買取には手数料(10%)がかかる |
| 別サービス | 「ラボル カード払い」:銀行振込が必要な支払いを、カードで決済するサービス。手数料はVisa・Mastercardが3%、JCBが3.5%(税込)。11,000円未満の申請は一律360円(税込)。審査後、最短60分で立替払い。(請求書買取とは別のサービス) |
| 注意点の確認先 | 買い取れる請求書は、法人の取引先のものに限る点、エビデンスの内容、審査の営業時間、振込が遅れる場合に取引先へ連絡が行く可能性を、申込み前に確認する |
✔ メリット
- 手数料が買取額の一律10%で、振込手数料などは、かからないと案内している
- 審査後、最短30分で振込と案内している
- 請求書の一部のみの買取も可能(1万円から)
- 信用情報に照会しない独自審査で、決算書・契約書は不要と案内している
✖ 注意点
- 買い取れる請求書は、取引先が法人のものに限られる
- 取引を示すエビデンス(取引先とのメールなど)が必要
- 審査は24時間365日ではなく、審査状況によっては、希望に添えない場合がある
- 振込が遅れる場合は、取引先に連絡することがある
「他の費用がかからない10%」と「最短30分」で選ぶ
ラボルの特徴は、手数料が買取額の一律10%で、振込手数料などの、他の費用がかからないと案内されていることです。ペイトナーは、手数料に加えて、振込手数料330円がかかるため、同じ請求書でも、受け取れる金額が少し違います(受け取れる金額の目安は、後の表で整理します)。
入金は、審査後、最短30分と案内されています。ただし、審査は24時間365日行われているわけではありません。1万円から、請求書の一部のみの買取もできるため、必要な分だけ使えます。審査は、信用情報に照会しない独自審査で、決算書・契約書は不要です。ただし、取引を示すエビデンス(取引先とのメールなど)が必要です。
対象は、フリーランス・個人事業主で、買い取れる請求書は、法人の取引先のものに限られます。取引先が個人の場合は、利用できないため、注意が必要です。なお、ラボルには、カード払いのサービス(別サービス)もありますが、請求書買取とは条件が違います。
最新の手数料と、申込みは、公式サイトで確認できます
フリーナンス(FREENANCE)
東証グロース上場の「フリー株式会社」が運営する、フリーランス・個人事業主向けのサービスです。請求書の即日払いと、仕事の補償が一つで使えると案内しています。無料登録で、最高5,000万円の保険が自動で付くと案内しています

出典:フリーナンス
| 運営会社 | フリー株式会社(東証グロース上場と案内) |
|---|---|
| 手数料(即日払い) | 3〜10%(見出しでは「3%〜」)。「使えば使うほどおトク」と案内。限度額、料金の詳細ページのURLは、トップに記載が見つからない |
| 入金スピード | 最短5分と案内 |
| 対象 | フリーランス・個人事業主。借入ではないため、信用情報に影響しないと案内 |
| 必要書類・審査 | トップに記載が見つからない(FAQに「即日払いの審査のエビデンス(証憑)/提出書類」のページがある) |
| 無料の補償(あんしん補償) | 無料登録で、最高5,000万円の保険が自動で付く。対象:業務遂行中の事故、仕事の結果の事故(最高5,000万円)、受託物の事故(最高500万円)。有料プラン(レギュラー・プレミアム)で、情報漏えい・著作権侵害・納期遅延(いずれも最高500万円)が加わる |
| そのほかのサービス | フリーナンス口座(全プラン。開業届提出済みなら、屋号・ペンネームでも開設可)。バーチャルオフィス(プレミアム)。決済リンク(レギュラー・プレミアム)。レンタルスペース割引(全プラン) |
| 利用料 | 無料登録で利用でき、補償は無料登録だけで付く。即日払いの手数料は、別途(3〜10%) |
| 注意点の確認先 | 手数料3〜10%のどこに当たるか(FAQに「ともだち企業」の手数料率の案内あり)、限度額、必要書類、補償の対象範囲、口座名義の末尾に「/フリーユーザー」が付く場合がある点(2026年3月26日以降の会員登録)を、申込み前に確認する |
✔ メリット
- 手数料3〜10%(3%〜)で、条件によって手数料が変わる
- 入金は最短5分と案内している
- 無料登録で、最高5,000万円の保険(あんしん補償)が自動で付く
- フリーナンス口座など、事業全体で使えるサービスがそろっている
✖ 注意点
- 手数料が、3〜10%の幅で、自分がどこに当たるかは、トップから分からない
- 限度額や必要書類の記載が、トップに見つからない
- 補償の対象を広げるには、有料プランが必要
- 口座名義の末尾に、「/フリーユーザー」が付く場合がある
「3〜10%」と「最短5分」、「無料の補償」で選ぶ
フリーナンスの特徴は、請求書の早期資金化と、仕事の補償が、一つのサービスで使えることです。即日払いの手数料は3〜10%(見出しでは「3%〜」)で、「使えば使うほどおトク」と案内されています。入金は、最短5分と案内されています。借入ではないため、信用情報に影響しないとされています。
無料登録だけで、最高5,000万円の保険(あんしん補償)が自動で付くのも、特徴です。無料の補償は、業務遂行中の事故、仕事の結果の事故(最高5,000万円)、受託物の事故(最高500万円)が対象です。情報漏えい・著作権侵害・納期遅延(いずれも最高500万円)は、有料プランで加わります。
手数料が3〜10%のどこに当たるかは、トップページからは分からず、FAQには「ともだち企業」の手数料率の案内があります。限度額や、必要書類もトップには見つからないため、申込みの前に、確認しましょう。フリーナンス口座は、開業届提出済みなら、屋号・ペンネームでも開設できます。
最新の手数料と、申込みは、公式サイトで確認できます
アクセルファクター
売掛金の早期現金化(ファクタリング)のほか、財務コンサルティングや、助成金・補助金の紹介なども行う会社です。手数料の目安は、2社間で1〜12%、3社間で0.5〜10.5%と、FAQに案内しています。ネクステージグループに属します

出典:アクセルファクター
| 運営会社 | 株式会社アクセルファクター(ネクステージグループ。2023年4月28日に経営革新等支援機関の認定を受けたと案内) |
|---|---|
| 手数料の目安(FAQ) | 2社間ファクタリング:1〜12%。3社間ファクタリング:0.5〜10.5%。債権の内容、支払いまでの期日、取引先との契約期間で変動し、審査によっては目安の範囲に収まらない場合がある |
| 審査・入金 | 営業時間内で、提出書類が揃っていれば、最短1時間で審査結果が出ると案内(混雑状況などで前後する)。入金までの時間の記載は、FAQには見つからない |
| 対象 | 個人事業主・フリーランスの利用可否の直接の記載は見つからない。「創業から間もなくても利用できる」と案内 |
| 必要書類 | ①請求書などの売掛金額が確認できる書類、②通帳3か月分の写し、③身分証明書。利用金額によっては、決算書の提出を求められる場合がある |
| 取引先への通知 | 2社間方式なら、債権譲渡通知を留保し、取引先に知られずに利用できると案内。債権譲渡登記は必須ではなく、審査結果によって、設定をお願いする場合がある |
| そのほかの案内 | 他社を利用中でも審査可能(乗り換え・一本化の提案をする場合がある)。入金が遅れている請求書は、遅延理由によっては、買取できない。融資の取扱いはなく、同社を装った融資の勧誘に注意と案内 |
| 相談方法 | 電話 0120-077-739(平日10:00〜18:30)、Webフォーム、「資金調達診断」。面談はオンラインでも実施可能 |
| 注意点の確認先 | 個人事業主・フリーランスが使えるか、手数料の実際の率、入金までの日数、債権譲渡登記の扱い、契約の買戻しの有無を、相談時に確認する |
✔ メリット
- 2社間・3社間の手数料の目安を、FAQで案内している
- 営業時間内に書類が揃っていれば、最短1時間で審査結果が出ると案内している
- 2社間なら、取引先に知られずに利用できると案内している
- 電話・Webフォーム・資金調達診断など、相談の窓口が複数ある
✖ 注意点
- 個人事業主・フリーランスが使えるかの、直接の記載が見つからない
- 入金までの日数の記載が、FAQには見つからない
- 通帳3か月分の写しなど、書類が多く、金額によっては決算書も必要
- 入金が遅れている請求書は、買取できない場合がある
「2社間・3社間を選べる」従来型
アクセルファクターは、前の3社と違い、2社間と3社間の手数料の目安を、FAQに載せていることが特徴です。2社間は1〜12%、3社間は0.5〜10.5%(目安)と案内されています。2社間は、取引先に知られずに利用できる反面、手数料が高めになりやすく、3社間は、取引先の承諾が必要な反面、手数料を抑えやすい、というのが一般的な考え方です。
審査は、営業時間内で、書類が揃っていれば、最短1時間で結果が出ると案内されています。必要な書類は、売掛金額が分かる書類、通帳3か月分の写し、身分証明書で、利用金額によっては決算書も求められます。債権譲渡登記は必須ではなく、審査結果によって、設定をお願いする場合があります。
注意したいのは、個人事業主・フリーランスの利用可否の直接の記載が、見つからないことです。創業から間もなくても利用できると案内されていますが、個人で使えるかは、相談の際に確認しましょう。また、同社を装った融資の勧誘が確認されており、同社は融資を扱っていないと注意が呼びかけられています。
最新の手数料と、相談は、公式サイトで確認できます
4社まとめ比較表と、受け取れる金額の目安
| サービス | 手数料(公式の記載) | 入金スピード | 対象 | 必要書類(主なもの) | 最低金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| ペイトナー | 一律10%+振込手数料330円 | 審査完了後、最短で当日中(営業時間外は翌営業日) | 個人事業主・一人法人 | 請求書、口座の入出金明細、初回のみ顔写真付き身分証 | 1万円〜 |
| ラボル | 買取額の一律10%(振込手数料などはかからないと案内) | 審査後、最短30分 | フリーランス・個人事業主(取引先が法人の請求書のみ) | 本人確認書類、請求書、取引のエビデンス | 1万円〜 |
| フリーナンス | 3〜10% | 最短5分 | フリーランス・個人事業主 | トップに記載が見つからない | 記載が見つからない |
| アクセルファクター | 目安:2社間 1〜12%/3社間 0.5〜10.5% | 審査結果は最短1時間(入金までの時間の記載なし) | 個人事業主の利用可否の直接の記載なし。創業間もなくても可 | 請求書、通帳3か月分の写し、身分証明書(金額により決算書) | 記載が見つからない |
※表の内容は、各公式サイトの調査値(2026年10月時点)です。手数料・入金時間・条件は、請求書の内容や審査の結果で異なります。手数料の税込・税抜の記載は、見つからないサービスがあります。
請求書10万円・30万円のとき、受け取れる金額の目安
手数料の率から、受け取れる金額を、単純に計算した目安です。実際の請求額と異なる場合があります。
| サービス(手数料) | 請求書10万円のとき | 請求書30万円のとき |
|---|---|---|
| ペイトナー(一律10%+振込手数料330円) | 89,670円 | 269,670円 |
| ラボル(一律10%) | 90,000円 | 270,000円 |
| フリーナンス(3〜10%) | 90,000円〜97,000円 | 270,000円〜291,000円 |
| アクセルファクター 2社間の目安(1〜12%) | 88,000円〜99,000円 | 264,000円〜297,000円 |
| アクセルファクター 3社間の目安(0.5〜10.5%) | 89,500円〜99,500円 | 268,500円〜298,500円 |
※単純計算の目安です。フリーナンスは振込手数料の記載が見つからず、含めていません。アクセルファクターは、FAQの「目安」で、審査によっては範囲に収まらない場合があります。税込・税抜の扱い、振込手数料、そのほかの費用は含みません。ペイトナーの対象は、個人事業主・一人法人、ラボルは取引先が法人の請求書に限る、など、対象の条件が異なります。
目的別の選び方の目安
- 手数料が一律で、分かりやすいほうがよい:ペイトナー(一律10%)、ラボル(一律10%)
- 振込手数料などの他の費用が、加わらないほうがよい:ラボル(他の費用はかからないと案内)
- 入金スピードを、最優先したい:フリーナンス(最短5分)、ラボル(最短30分)
- 手数料を、条件によって抑えたい/補償も欲しい:フリーナンス(3〜10%・無料の補償)
- 取引先が個人の請求書も使いたい:個人間の取引も利用できると案内するペイトナー(ラボルは、法人の取引先のみ)
- 金額が大きい請求書や、2社間・3社間を比べたい:アクセルファクター
どのサービスも、申込みの前に、受け取れる金額と、期日にサービスへ支払う金額を確認しましょう。必要な資金額に対して、手数料を差し引いた金額で足りるかが、判断のポイントです。
請求書の早期資金化で失敗しやすいポイント
請求書の早期資金化は、手数料を払って、資金を前倒しにするしくみです。失敗しやすいポイントを整理します。
手数料の率だけを見て、振込手数料などの別の費用を見落とす
ペイトナーは、一律10%の手数料に加えて、振込手数料330円(利用者負担)がかかります。ラボルは、振込手数料などの他の費用はかからないと案内しています。請求書の金額が小さいほど、別の費用の影響が大きくなります。受け取れる金額で、比べましょう。
手数料を引いたあとの金額で、足りるかを確認しない
手数料10%なら、10万円の請求書で、受け取れるのは最大でも9万円です。急ぎの支払いに、その金額で足りるかを、先に計算しましょう。足りない場合は、請求書を複数使うか、別の資金の手段を検討する必要があります。
繰り返し使って、手数料の負担が重くなる
ファクタリングは、売上を前倒しにするだけで、売上そのものが増えるわけではありません。繰り返し使うと、そのたびに手数料がかかります。一時的な資金繰りのために使い、売上や支払いの時期の見直しも、あわせて検討しましょう。
対象の条件を、確認しない
ラボルは、買い取れる請求書が、法人の取引先のものに限られます。ペイトナーは、支払期日までの残りが70日以内の請求書が対象です。アクセルファクターは、個人事業主・フリーランスの利用可否の、直接の記載が見つかりません。自分の請求書が、条件に合うか、申込みの前に確認しましょう。
「最短」の入金時間を、そのまま期待する
「最短5分」「最短30分」「最短で当日中」は、あくまで最短の目安です。ペイトナーは、営業時間外の申請は翌営業日の入金になります。ラボルも、審査は24時間365日ではありません。急ぎの場合は、申請する時間帯を確認しましょう。
取引先への連絡の扱いを、確認しない
2社間方式は、取引先に知られずに利用できると案内されています。一方、ラボルは、振込が遅れる場合は、取引先に連絡することがあると案内しています。取引先に知られたくない場合は、連絡が行く場合を、先に確認しましょう。
悪質な業者や、なりすましに、注意しない
買取額が著しく低い、買戻しを求める、担保や保証人を求める、契約を急かす、といった業者には注意が必要です。アクセルファクターは、同社を装った融資の勧誘が確認されていると、注意を呼びかけています。会社の情報と、契約書の内容を、必ず確認しましょう。
申込みから、入金までの流れ
請求書の早期資金化を、申し込んで、入金を受けるまでの基本的な流れを整理します。サービスによって、手順や名称は異なります。
- 必要な金額と、時期を整理する:いつまでに、いくら必要かを決めます
- 請求書の条件を確認する:金額、支払期日、取引先(法人か個人か)が、サービスの条件に合うかを確認します
- 無料登録・申込みをする:メールアドレスやGoogleアカウントで登録し、請求書などの書類をアップロードします
- 審査を受ける:本人確認書類、請求書、口座の明細、取引のエビデンスなどが求められます。審査の受付時間に注意します
- 入金を受ける:審査が完了すると、手数料などを差し引いた金額が振り込まれます
- 期日に、サービスへ支払う:取引先から報酬が入ったあと、申請した金額を、サービスに支払います。支払いの期日と方法を、事前に確認します
※2社間・3社間などの方式や、取引先への連絡の扱いは、サービスによって異なります。申込みの前に、各公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q. 請求書の早期資金化(ファクタリング)は、借入と同じですか?
ペイトナー、ラボル、フリーナンスは、借入ではなく、信用情報に影響しない(またはラボルは信用情報に照会しない審査)と案内しています。アクセルファクターは、売上を前倒しで入金することにより、借入ではない資金調達ができると案内しています。仕組みとして、請求書を売る形で、報酬が入ったあとに、サービスへ代金を支払います。
Q. 手数料は、いくらかかりますか?
公式の記載では、ペイトナーとラボルが一律10%、フリーナンスが3〜10%、アクセルファクターの目安が2社間で1〜12%・3社間で0.5〜10.5%です。ペイトナーは、別途、振込手数料330円がかかります。税込・税抜の記載は、見つからないサービスがあります。
Q. 個人事業主でも、使えますか?
ペイトナーは個人事業主と一人法人向け、ラボルとフリーナンスはフリーランス・個人事業主向けと案内しています。アクセルファクターは、個人事業主・フリーランスの利用可否の、直接の記載が見つかりませんでした。申込みの前に、確認してください。
Q. いくらから、利用できますか?
ペイトナーとラボルは、1万円から利用できると案内しています。フリーナンスとアクセルファクターは、最低金額の記載が、トップには見つかりませんでした。
Q. 入金は、いつ、されますか?
ペイトナーは審査完了後、最短で当日中(営業時間外は翌営業日)、ラボルは審査後、最短30分、フリーナンスは最短5分と案内しています。アクセルファクターは、審査結果が最短1時間(入金までの時間の記載は、FAQには見つからない)です。いずれも「最短」で、審査の状況によって異なります。
Q. 取引先に、知られませんか?
アクセルファクターは、2社間方式なら、取引先に知られずに利用できると案内しています。ほかのサービスは、取引先への連絡の扱いの記載が、トップに十分には見つかりません。ラボルは、振込が遅れる場合は、取引先に連絡することがあると案内しています。気になる場合は、各社のFAQで確認してください。
Q. 期日に、取引先から入金されなかったら、どうなりますか?
各サービスのトップページには、取引先からの入金が遅れた場合の扱いの記載が、十分には見つかりませんでした。ペイトナーは、取引先から報酬が支払われたあと、申請金額をペイトナーに支払う流れです。遅れた場合の扱いは、申込みの前に、規約やFAQで確認してください。
Q. 複数のサービスを、比べてもよいですか?
問題ありません。急ぎの場合でも、受け取れる金額と、条件を比べてから、決めましょう。ただし、同じ請求書を、複数のサービスに申し込むことは、規約で禁止される場合があります。申込みの前に、確認してください。
まとめ:受け取れる金額と、対象の条件で選ぶ
今回ご紹介した4つのサービスは、手数料のしくみ、入金スピード、対象の条件が、それぞれ違います。
✔ 手数料が一律で、少額から使いたいなら → ペイトナー/ラボル
✔ 他の費用が、加わらないほうがよいなら → ラボル
✔ 入金スピードを重視し、補償や口座もまとめたいなら → フリーナンス
✔ 金額が大きく、2社間・3社間を比べたいなら → アクセルファクター
手数料の率だけでなく、振込手数料などの別の費用を含めた受け取れる金額と、請求書の条件(対象、期日、取引先)で比べましょう。繰り返し使うと、手数料の負担が重くなります。手数料・入金時間・条件は、請求書の内容や審査の結果で異なり、変わる場合があるため、申込み前に、各公式サイトで最新の情報を確認してください。
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※本記事は、請求書の早期資金化(ファクタリング)サービスの、手数料・入金スピード・対象・必要書類・取引先への通知などを、各公式サイトの記載にもとづいて整理したものです。特定のサービスの利用や、審査の通過・入金の時間・資金調達の成否を、保証・推奨するものではありません。資金繰りに関する個別の判断は、税理士・公認会計士・商工会議所などの専門家にもご相談ください。
※掲載している手数料・条件は、編集時点(2026年10月)の公式サイトの記載で、請求書の内容や審査の結果によって異なります。「受け取れる金額の目安」は、手数料の率からの単純計算で、実際の請求額とは異なる場合があります。手数料の税込・税抜の記載が見つからないサービスがあります。アクセルファクターの手数料は、FAQの「目安」で、範囲に収まらない場合があります。申込みの前に、必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。